「またか」とは思うよ「またか」だから

こんばんは。花束みたいな恋をした。を、観てきました。ひとりで。有給使って。

なめてた。世間で評価されてる映画を素直に認められる大人になりました。てかこの映画、昔だったら埋もれてたと思うのは私だけ？若者にこれのエモさが分かるのか、すごいわ。いい映画に会うとシャットダウンしたくなるのもわかる上書きしたくない、今がそれ。

サブカル好きだった人達にはハマるよね、、しかも私は同じ趣味の人と出会った事がないから、絹ちゃんが羨ましくてたまらなかった。私も鶴とかcymbalsとかアルチュールとか好きな人と学生時代に出会いたかったなー！高校時代の彼氏は同じラジオ聴いてて趣味が似てて、そこから付き合ったけど、結局根本は違うものが好きだったからなあ。

私はこんな大恋愛したことないから自分と重ねてみることはなかったけど、ティッシュ5枚は使った。(麦くんが「じゃあ結婚しよう」って言ったところと、ファミレスのシーン) これをみた彼氏はどんな感想なんだろうとかは考えていた。大学生で4年恋愛してたってそれだけで強い。と思いました羨ましい。

思う事がありすぎて感情ぐちゃぐちゃにされたから、一個一個整理したいな。

まず、一番思ったのは、お金、大事。

お金は心の余裕だなって改めて思いました。絹ちゃんは頼るところがあって、麦くんには自分しかいない。

ずっと一緒って何回も麦くん言ってたのに微笑むだけの絹ちゃんは、別れる事があると思ってたんだよな。それもたぶん実家が太いってゆう余裕からうまれてるものなんだろうな。結婚が全てじゃない。今が楽しければそれでいい。何かあれば実家に頼ればいいから。人生に余裕が出て、結果、好きなことして生きていける。

麦くんは背負い込みすぎなんだよ生きるの下手くそ。アーティストなんだから社会人になるべきではなかったのよ、、お父さん、、、あなたのせいよ何もかも、、、

そしてもう一個、これは私が女だからこその感情なのか、麦くんが女心分かってなさすぎて悲しくなった。一番はもちろん、「じゃあ結婚しよう」のセリフ。なんだそれ。じゃあってなんだよ。ふざけんなよ。と思惑通りなりました。プロポーズがあんなんなんて悲しすぎる。あとは「何かして欲しい事ある？今日みたいに映画みたりとか」も、もう悲しさ満載。一緒に楽しんでくんないのしんどくない？しんどい。何気なく放つ言葉が人を傷つける。最近私も傷つけてしまったな。彼氏の家なのに他人の家って言ってしまった。とか思い出した。それとそれと、「こーゆーコミュニケーションは頻繁にしたい方です」って絹ちゃんの言葉もきっと麦くんは忘れちゃったんだな、って思って悲しくなった。

逆に女心の分かる脚本家なのか監督なのか、とりあえずすごいな。と思いました。

そんで、別れた大きな原因は、成長のスピードが違った事だと思うんだよね。

いつまで学生気分なの？が一番傷ついた。(言われてないけど) 一緒に同じスピードで成長できたらよかったのにね〜悲しい〜。私は女だから変わっていく麦くんが悲しかったけど、男の子が見たらいつまでも学生気分の絹ちゃんにイライラするのかな？どうなの？責任感ってなんだい。2人楽しく生きていければいいんでないの。自分のことは自分でなんとかするし、支え合える関係になりたいねって思いました。はあ、すれ違い。

思う事は、余裕を持って生きていきたい。趣味を追いかける余裕が必要。定時で帰ってこれるような人と結婚したい。どっちかが忙しいとかは嫌だ。社会人になっても趣味にハマってたいね。

そんな感じ。そして怒られるかもしれないけど、有村架純は私か！？って思うくらい似てた（笑）単独行動で、前髪うねってて、サブカル趣味で。側から見るとほんと痛いやつだったなって思えた（笑）でも学生時代にいろんな事に触れられてよかったよ。全部無駄じゃない。

以上です。とても良かった。ありがとう。